城塞
| 発表年: | 1969〜1971年(司馬さんの年齢:46歳〜48歳) |
| 発表媒体: | 週間新潮 |
| 本の出版社: | 新潮社 |
| 主人公: | 徳川家康、淀君など |
大阪冬の陣、夏の陣を描いた作品
司馬さんの戦国時代を書いた4つの中心作品の一つです。中心作品は「国盗り物語」「新史太閤記」「関ヶ原」「城塞」になります。
徳川方と大阪方の心理戦から戦闘場面まで、面白く書かれています。
中でも大阪夏の陣の真田幸村の激闘場面では、読み止れないぐらい、面白いです。
個人的には、司馬さんの戦国時代の小説では、一、二を争う好きな作品。
真田幸村がかっこいいです。

歴史は一面から見るのではなく、多方面から読み解き自分なりの
有名な武将たちの活躍に、拍手です。
戦国最後のドラマ
家康のやり方に憮然としつつ・・
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