新史 太閤記
| 発表年: | 1966〜1967年(司馬さんの年齢:43歳〜44歳) |
| 発表媒体: | 小説新潮 |
| 本の出版社: | 新潮社 |
| 主人公: | 豊臣秀吉 |
豊臣秀吉を描いた作品
司馬さんの戦国時代を書いた4つの中心作品の一つです。中心作品は「国盗り物語」「新史太閤記」「関ヶ原」「城塞」になります。
豊臣秀吉が、信長に取り立てられる前の時から、小牧・長久手の戦いの後ぐらいまで書いています。
信長の軍団の中で粉骨砕身の働き、信長が本能寺で亡くなった後は、明智光秀や柴田勝家との戦いが、面白く書かれています。
豊臣秀吉を描いた作品は、吉川英治の太閤記がありますが、司馬さんの太閤記も大変面白く読み応えがあります。
個人的には、吉川英治よりも読みやすかったです。

秀吉の成り上がってゆく先を描く
秀吉が好き
天性の陽気さ
魔術師秀吉の政治技術
上巻を読めばこその下巻
ダンドリ8分。勝つ商談をするためには、用意周到な準備と根回しが重要