夏草の賦



発表年: 1966〜1967年(司馬さんの年齢:43歳〜44歳)
発表媒体: ???
本の出版社: 文藝春秋
主人公: 長曾我部元親


長曾我部元親を描いた作品
長曾我部元親は、土佐の戦国大名で、四国を統一するところまで行きました。 その後、中央で織田信長の勢力が確立していたため、豊臣秀吉によって、土佐一国に封じ込められました。 いわば、戦国時代で四国を代表する戦国大名であり、乱世の一代の英雄であります。

長曾我部家がとった特徴は、土佐で一領具足制をひいたことにあります。 これは半農半兵で、いつもは農業を行っていて、戦いがあれば、直ちに戦いに出かけるというものです。
土佐の一領具足兵たちは剽悍で、四国統一の原動力になりました。

この小説は、「功名が辻」と一緒によむと、土佐の様子がよくわかっておすすめです。








夏草の賦 [新装版] 上
夏草の賦 [新装版] 上
posted with amazlet on 05.12.18
司馬 遼太郎
文藝春秋 (2005/09/02)
売り上げランキング: 27,886
おすすめ度の平均: 5
5 戦国の英雄は四国にもいた
5 戦国時代の土佐の英雄
5 四国統一戦争とは何だったのか

夏草の賦 [新装版] 下
夏草の賦 [新装版] 下
posted with amazlet on 05.12.18
司馬 遼太郎
文藝春秋 (2005/09/02)
おすすめ度の平均: 4.5
5 四国に生きた”準”英雄
4 夢、目標、情熱の持ちようで運命が変わる


トップへ戻る

戦国時代へ戻る