夏草の賦
| 発表年: | 1966〜1967年(司馬さんの年齢:43歳〜44歳) |
| 発表媒体: | ??? |
| 本の出版社: | 文藝春秋 |
| 主人公: | 長曾我部元親 |
長曾我部元親を描いた作品
長曾我部元親は、土佐の戦国大名で、四国を統一するところまで行きました。
その後、中央で織田信長の勢力が確立していたため、豊臣秀吉によって、土佐一国に封じ込められました。
いわば、戦国時代で四国を代表する戦国大名であり、乱世の一代の英雄であります。
長曾我部家がとった特徴は、土佐で一領具足制をひいたことにあります。
これは半農半兵で、いつもは農業を行っていて、戦いがあれば、直ちに戦いに出かけるというものです。
土佐の一領具足兵たちは剽悍で、四国統一の原動力になりました。
この小説は、「功名が辻」と一緒によむと、土佐の様子がよくわかっておすすめです。

戦国の英雄は四国にもいた
戦国時代の土佐の英雄
四国統一戦争とは何だったのか
四国に生きた”準”英雄
夢、目標、情熱の持ちようで運命が変わる