発表年: 1966〜1968年(司馬さんの年齢:43歳〜45歳)
発表媒体: 毎日新聞
本の出版社: 新潮社
主人公: 河井継之助


河井継之助(1827年生まれ、41歳で没(戦死))越後長岡(現在の新潟県長岡市)生まれ。
33歳まで各地を遊学した。その後、長岡藩家老となり、戊辰戦争では長岡藩の中立を訴えたが、交渉が決裂。戊辰戦争最大の激戦になった北越戦争が発生。北越戦争では、官軍を苦しめたが、最後は会津に退却途中に戦争の傷が元で死亡。
河井継之助は、長岡藩を、最新のガトリング砲(初期の機関銃みたいなもの)装備と軍制改革を行っていて、当時では一級の強さをもった藩にした。又、長岡をスイスのような中立国にしたいと目指していた。

長い遊学生活で福沢諭吉などとも親交があり、世の中の先を見越せていたはずなのに、何故、北越戦争になってしまったか、これは残念なことであります。
昔、長岡の本屋でみたのですが、新潟の3偉人の紹介という本がありました。
3偉人は、「上杉謙信」「河井継之助」「田中角栄」でした。
その中で一番知名度がないのが「河井継之助」だと思いますが、司馬さんの小説で一気に知名度があがりました。
この本も、大変人気があります。








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5 河井継之助という人物
5 私のバイブル。
5 一度は読むべきと言い切れるほど良い。
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5 人間は立場で生きている
5 政治的な側面が強い印象。
5 長岡藩を日本のスイスにする
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5 河井継之助という人物
5 河井継之助の生き様
5 河合継之助は嫌われています。


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